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月をみよう

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材料

内容

・月を見る。
・月の出ている日に、月を眺める。
・月の様子が分かる。

詳細

 月明かりの夜道を歩く体験をしてみましょう。  月の光はけっこう明るいものです。満月の夜は空が明るくなりすぎて,星が見にくいくらいです。月にウサギがいるという民話があります。満月の中のうす暗い影が,ウサギがもちをついているように見えるためです。国によっては,カニやカエルや女の人の姿に見立てるところもあります。何の影に見えるか自由な発想で眺めてみましょう。  毎日,月を眺めていると,月の出てくる時刻がだんだんと遅くなってくるのに気がつくはずです。それと同時に月の形も変わってきます。下弦の月(満月から次の新月に至る中間の半月)から上弦の月(新月から満月に至る中間の半月)へと変化していくころには,昼間の空にもまだ月が残っていることに気がつくでしょう。季節や見る場所によって周りの景色が変わると,月の表情も変わって見えます。春のおぼろ月夜,水面に映る月,雲がかかった月,ススキの穂先にかかる中秋の名月,白銀の世界を照らし出す月,それぞれに味わいがあります。  中秋の名月については,秋に見える満月だという誤解があるようです。正しくは,太陰太陽暦の8月15日の夜に見える月を指します。そのため,必ずしも満月だとは限りません。いずれにしても,澄み切った空に見える月は,お月見にふさわしい存在であることに違いはありません。 関連実験(あわせて、こちらもどうぞ) 望遠鏡を使って月をビデオ撮影しよう 立体月齢早見盤を作ろう 月の満ち欠けモデルを作ろう 地球(カメラ)から見た月齢変化(ワイヤレスタイプ)

基本情報

分野 分野2 育てたいもの 管理番号 季節 場所 難易度 危険度
地学,原体験 天文,五官,環境 感性,探求心 420 春夏秋冬
春夏秋冬

やさしい
少ない
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